口コミ・ランキングの信頼性への取り組み

口コミ・ランキングの信頼性への取り組み

転職会議の目指すところ

2010年、転職会議は、口コミによる労働環境の透明化・後悔のない転職先選びの応援を目的としてサービスをリリースいたしました。2022年現在、転職口コミサービスは、求職者同士の注意喚起やネガティブチェック、職場としての魅力の検討に留まらず、企業側が自社の労働環境や経営のあり方を顧みるための貴重な情報源ともなっています。転職会議は、今後も「仕事」全般の情報の収集・分析・公開を通じ、日本社会の良き変化を加速していけるよう取り組んでまいります。

情報公開の目的

転職会議は、求職者ひとりひとりの価値観に寄り添った仕事選びと、それを実現するための企業側の組織改善活動を推進することを目的として、2021年に「投稿ガイドライン」を改定し、口コミの審査基準についても見直しを行いました。本ページは、求職者のみなさまに安心してサービスをご利用いただけるよう、転職会議の方針と取り組みについて情報を公開するものです。

口コミの質の追求

口コミを全件全文確認

転職会議は、日々投稿される約2,000件の口コミに対して、投稿内容が個人攻撃や誹謗中傷にあたらないこと、会社などに関する情報交換を目的としたものであることを「投稿ガイドライン」に照らして確認し、掲載の可否を決定しています。 2021年に投稿された口コミを対象に、以下の情報を公開します。

投稿情報の掲載率

  • 掲載率８８.１％
  • 非掲載率１１.９％
掲載率は、およそ88%です。グラフの「非掲載」には、公開後、投稿者本人または企業からの削除要請によって掲載を取りやめたものを含みます。

非掲載理由の内訳

（サンプリング調査）
  • 閲覧者が不快に思う投稿７８.２％
  • 誹謗中傷を意図した投稿８.４％
  • やらせ投稿３.７％
  • 個人に関する投稿１.３％
  • その他８.４％
非掲載理由のうち、最も多いのは「意味をなさない投稿・閲覧者が不快に思う投稿」です。また、組織的に評点を操作する意図が疑われる投稿（やらせ投稿）についても、確認を行っています。

やらせ・不正対策

企業のランキングや印象の不正操作を防ぐため、システムおよび専任チームによる調査によって不審な投稿を検出し、ユーザーアカウントの停止・口コミの非掲載対応を行っています。

投稿前の注意喚起

転職会議は、個人攻撃や誹謗中傷にあたる投稿を非掲載としていますが、中には、悪意なく強い言葉を使ってしまっていると思われるケースが散見されました。2021年の11月、口コミに不適切なキーワードが含まれていた場合に注意喚起を行う機能を追加したところ、再編集をしてくださるユーザーが増え、機能追加後の掲載率は年全体の掲載率よりも向上しています。

転職会議の企業の評価点数・ランキングについて

転職会議は、企業ごとの評価点数および評価点数に基づくランキングを提供しています。
この点数は、ユーザーのみなさまが投稿された評点・口コミをもとに算出した参考指標の一つです。

評価点数の算出方法について

評価点数は、ユーザーのみなさまが投稿された評点・評価・口コミに基づいて算出しています。点数の算出方法は、不正な点数操作を防ぐために非公開とさせていただきますが、多くのユーザーの声を平等に反映することを方針としています。

点数の更新について

評価点数は、日々更新を行っています。
新たに投稿された口コミの反映のほか、評価式の見直しなどにより、点数に変動が起こる可能性があります。

有料サービスと評価点数の関連性

転職会議では、企業様向けに求人広告等のサービスを提供しています。ただし、有料サービスの利用が評価点数に影響することは一切ありません。また、投稿削除の申し立て等において、取引先企業様を優遇することも一切ありません。

プロバイダ責任制限法に基づく対応について

送信防止措置の内訳

  • 送信防止措置申請企業数

    １８０社

  • 送信防止措置申請投稿数

    ９２７件

  • 送信防止措置全文削除数

    １６４件

  • 送信防止措置一部削除数

    １９８件

  • 掲載継続６０.９％
  • 部分的な削除２１.４％
  • 全件削除１７.７％

送信防止措置の対応について

転職会議は、権利者からの送信防止措置（投稿削除）申請を受け付けています。当該企業様、またはその代理人弁護士からの申請が可能です。

申請された投稿が必ず削除されるということではなく、違法な権利侵害にあたる可能性があることを客観的に判断できる申し立てに限り、削除対応を行っています。（例：「残業代がまったく支払われない」という投稿に対し、企業様から残業代支払いの証拠をご提出いただいた場合）

※上記表およびグラフは、2021年に送信防止措置申 請を受けたもののうち、2022年4月現在の削除数・率を集計したものです。
※全文削除/部分的な削除には、投稿者の同意を受けた任意削除を含みます。
※部分的な削除とは、1件の投稿につき、文章の一部を削除したものを指します。

発信者情報開示請求の内訳

  • 発信者情報開示請求企業数

    １２社

  • 請求投稿数

    ３４件

  • 開示数

    ０件

  • 非開示１００％
  • 開示０％

発信者情報開示請求の対応について

転職会議は、プロバイダ責任制限法に基づき、発信者情報の開示請求を受け付けています。こちらは、裁判所または行政機関を通さず、転職会議に対して、発信者情報（投稿者のIPアドレス等）を請求するものを指します。

2021年の開示請求に対して、開示を行ったものは0件です。

※上記表およびグラフは、2021年に発信者情報開示請求を受けたもののうち、2022年4月現在の開示数・率を集計したものです。
※【2.請求投稿数】は、同一投稿に対し、複数回の請求が行われたものを含みます。

裁判所または行政機関からの削除及び開示要請について

  • 捜査関係事項照会発生件数

    １件

  • 仮処分手続き発生件数

    ２１件

  • 訴訟発生件数

    ２件

  • 転職会議は、裁判所または行政機関からの削除及び開示要請を受けることもあります。

※上記表およびグラフは、2021年の削除及び開示要請を集計したものです。
※【2.仮処分手続き発生件数】及び【3.訴訟発生件数】について、呼出状の日付が2021年度のものを指します。
※発生件数は、投稿数ではなく事件数のことを指し、債権者が請求を取り下げた件数も含みます。